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症例集

過食症から脱却(28歳 女性)

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1年前から過食を繰り返すようになってしまったKさんです。半年前、職場結婚をしたご主人ともうまくいっているし、育った家庭環境も穏やかで何の不自由もない、自分でもどうしてかわからないとのことでした。仕事を終えて帰宅した時、ご主人が帰ってくる前に、コンビニで買い込んでおいたお菓子の山をひたすら食べてしまうというのです。

早速第1回目の心身解放療法を始めストレスの原因を探っていくと、職場で誰にでもいやな顔をできず、NOと言いたくても言えず、笑いたくないときでも無理に笑顔を作ってしまうのに友達もほとんどいないことに疲れてしまい、家事もする気になれないという状況が明らかになり、具体的に、同僚Aさんが苦手だということ、その人にもなんでもない顔をしているのも苦しいというので、まずそれらの苦痛を取り除くための言語化とタッピングを行いました。また、治療前は指先で測る酸素濃度が96%と低かったのですが、終了直後には98%と上昇し、血液循環の改善も認められました。

その後、過食の程度は少なくはなりましたが、まだ日によってむらがあるということで2回目の治療を行いました。今度は、ご主人の事が糸口になりました。自分とは正反対の性格だというのです。リーダー肌で、友達も多く、NOという時もはっきり言うのに彼を慕う人が多くて仕事もプライベートも楽しそうだと・・・。

色々聞いていくうちに、Kさんはそういうご主人をうらやましいと思い、自分は到底その輪の中に入れないし、そのことが寂しい、またその奥底にはご主人への嫉妬心や劣等感があることがわかりました。過食はそういった心境から逃れるための行動だったのです。食べている時だけは、夫に対する自分のいやな気持ちを感じなくてすむのでした。

これがKさんの過食の本当の原因だと感じたため、言語化とタッピングを行ったところ、先ほどまで強く感じていたご主人へのコンプレックスや嫉妬心は完全に消え、表情も明るく生き生きとしてきました。

2週間後に再来され、
「あれから過食が全くなくなりました!」
「それから、主人に対して思っていたことも全部話して、彼の交流や活動にも一緒に参加してみようという気持ちになりました。職場でも前より気分的に楽に過ごせるようになりました。」
と嬉しそうに話された様子がとても印象に残っています。

がんの骨転移の痛みから15分で解放(45歳 男性)

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外資系の会社に勤めるTさんは、腎臓癌が全身の骨の十数か所にわたって転移したため、他院で抗がん剤の治療を受けられていましたが、その治療だけでは不十分と判断され、食事療法その他免疫力を高める方法を求めて来院されました。食事療法を開始し、3ヵ月後には免疫力の一つの指標でもあるNK細胞(ナチュラルキラー)活性が上昇し、体力も気力もかなり改善していました。

ところがある日、股関節に転移した部分の痛みが増して歩くことも、車の乗り降りもつらい、鎮痛剤も効かないと訴えられ、話を聞いているうちに、心身解放療法が良いような気がしてお勧めしてみました。それまでいろいろな方の痛みに対して心身解放療法を行い、症状が改善していましたが、癌の痛みに対して行ったことはありませんでした。しかし日常生活も不自由で、鎮痛剤もきかないとなったら、試してみる価値はあると思ったのです。

治療を開始し、まずは股関節の痛みに対していくつかの質問を投げかけながら進めるうちに、どうやらその奥に家族にも話せない不安感や恐怖感がひそんでいることが感じられました。具体的にさぐっていくと、やはり「あと何年生きられるだろう?残された家族はどうなるだろう?死ぬのが怖い。」という気持ちがとても強く心にのしかかっていました。

これらの感情を取り去るための言葉を発し、タッピングを繰り返し行ったところ、治療開始15分後には先ほどの恐怖感や不安感が見事に解消されていました。
もしや・・・と思い、歩いてみるように促すと、おそるおそる立ち上がった瞬間、Tさんが
「えっ、痛くない!」
と叫びました。

股関節の痛みで立ち上がることもままならなかったのに、痛みが全くないのです。
そして、まだ信じられないといった感じで診察室の中を歩き始めました。
「痛くない、なんで???」
あまりに嬉しくなったのか、診察室から出たところにある階段をトントントンと昇り始めました。
「先生、見て下さい、階段がなんともない!」
帰りも、楽々と車に乗り込みさっそうと帰って行かれました。

その後、骨転移の痛みは再発することなく、ご自身で食事療法や酵素温熱療法などを続け、がんの進行はほぼ止まり、在宅勤務を続けながら元気に過ごされているとのことです。

がん患者の痛みをやわらげる

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心身解放療法とは、もともとアメリカのレイプやDVによるトラウマを治療するために作られた方法ですが、身体的な痛みに対しても効果がみられました。

当クリニックの例では、癌(がん)患者の方が骨転移の痛みのため歩けなかったのですが、心身解放療法の結果、30分後には階段を上れるようになりました。
痛みも脳が作り出しているもので、恐怖感が痛みの中枢に働くのです。
心身解放療法により痛みに対する恐怖や不安感がなくなり痛みを感じなくなった例です。

4人の子ども全員を愛せるようになった母親

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実際に、4人の子どものいるお母さんで、一人だけどうしても愛せない、家庭生活のすべてが嫌になってしまったと悩んでいらっしゃった方が、1回の心身解放療法により4人とも同じように愛せるようになったと喜びの報告をされています。

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