腸内環境を整える
腸内環境が悪化する主な原因としては、食事要因、ストレスや背骨のゆがみによる胃腸の働きの低下、化学物質等が考えられます。
また、ステロイドや抗生物質、抗がん剤をはじめ他の様々な薬剤による悪影響も大きな原因になります。
当クリニックでは、大腸の内視鏡検査では検出できない、腸内の環境や機能を調べる検査を行なっています。
便総合検査では、腸内細菌(良性細菌・悪性細菌・日和見菌)のバランス・種類・量、食物の消化吸収機能、腸内pH、腸粘膜の免疫状態や炎症のマーカーなどを検査します。
有機酸検査(尿検査)では、尿中の74項目の代謝物マーカーを測定し、腸内の悪性細菌や酵母菌の増殖、細胞の代謝機能(ミトコンドリア機能やクエン酸回路)、栄養素や神経伝達物質などの詳細を分析することができます。
また、リーキーガット(腸もれ)症候群に関する検査も行っています。
これらの結果をもとに、プロバイオティクスや抗菌サプリメント、その他のサプリメントや食事療法を開始し、殖菌・除菌、腸内の炎症改善や粘膜修復を行い腸内環境の改善を促進します。