「うつ病」に薬が効かないケースの理由とは?!?
「うつ病」に見られがちなカラダの症状
寒い日が続いていますが、もうじき暦の上では春を迎えます。
少しづつですが、日照時間ものびているんですね。
ただ、なんとなく元気が出ない、とか、だるさが抜けない、気分がふさぐ・・・
朝が起きづらいなどといった症状に悩んでいる方にとっては、気候なんて気にしているような心境ではないかもしれません。
このような症状を訴えると、病院では「うつ病」の診断で抗うつ剤などのお薬を処方されることが多いです。
当クリニックには、このようなお薬を飲んでみたけれど良くならない、とか、
ひと頃は改善したがまたこのところ症状が悪化してきたという方々が受診されます。
その中には、バリバリのキャリアウーマンやビジネスマンの方も少なくありません。
中には、うつになる原因が思い当たらないけど、病院でうつと言われたという方も・・・
大抵の方は、抑うつ的な気分に加えて、体のだるさや不眠、食欲低下などを伴います。
また女性では、慢性的な月経不順や胃腸症状(消化不良、便秘、下痢)などもある方も・・・。
実は、このように「うつ病」の場合、支障がきている部分はメンタル面だけではないのです。
「うつ病」の原因とは?セロトニン以外にも・・
その理由はうつ病の発症には、セロトニンなど脳内ホルモンバランスの問題だけでなく、
自律神経や細胞の代謝(ミトコンドリア)の機能障害が関係しているからです。
また、セロトニンの低下が「結果」であり、自律神経や細胞代謝の問題、炎症その他の要因等々がその結果を招いている根本的な「原因」となっているという場合もあります。
従って、セロトニンの作用を高める!とされている抗うつ薬を飲んでも効果がいまいち・・・ということが起きうるのは
当然のことといっても過言ではないのです。
さらに、自律神経の負担が慢性的に続くと、「副腎疲労」という状態を招き、よりいっそう体の中の異変(負担)が大きくなり、セロトニンの分泌を始め、細胞の代謝が落ちてしまい、脳の細胞がバランスよく働くことができなくなってしまいます。(自律神経や細胞の代謝に支障をきたす原因については、過去のブログ記事で時によりふれています)
当院でのうつ病治療
うつ状態がすすむと、人に会うこともできなくなり、会社や学校へも行けなくなります。
でも、このような症状を引き起こしているカラダの根本的で大切な要因に対する治療を行っていくと、
多くの方がそれまでに悩んでこられた期間に比べれば、そう長い時間をかけることなく、心身ともに気力を取り戻し、実際の日常生活を元気に送って頂けるようになります。(改善する期間には個人差はあります)
また、お薬も症状を見ながら安心して減量できたり、中には、改善がすすむと飲み忘れたりする方もいます。
(※根本治療を行わない状態での無理なお薬の減量は行いません。)
治療法は、いくつかの根本治療を組み合わせて行いますが、個人の発症経緯や心身の状態によって、治療の優先順位や詳細の内容が異なることはあります。(基本的な治療コンセプトは共通しています。)
ご本人もご家族も納得される改善がみられるまでの期間も選択される治療内容によって、個人差は生じますが、早い方では1か月以内にかなりの改善効果が認められます。
長い間薬を飲んできたけれど、他に方法はないの?
いつになったら良くなるのだろう?
また再発したらどうしよう?
うつになる原因が思い当たらないのに、うつと診断された!
うつと言われてショック・・・
それぞれ、いろんな不安を抱えられていると思いますが、人生の貴重な日々を是非取り戻して頂きたいと思います。
エミーナジョイクリニック銀座
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