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血圧って・・・何?

高血圧の診断で降圧薬の服用をしている日本人はとても多いです。

でも、それは病院で測る血圧で判断されることが多く、血圧の基準値もアメリカに右にならえで
私が医学生だったころよりだいぶ低く設定されています。

女子医大で血管の専門研究をされていた先生があるとき、
「血圧ほどわからないものはないよ。つかみどころがないんだね」とおっしゃいました。
いろんな条件で、上がったり下がったりするのが血圧で、どこをどうとらえて高血圧というのか疑問に思っていた私でしたが、あながちまちがってはいなかったのだと思いました。

関連して、話はかわりますが
私のクリニックへ通われている女性で高血圧の方がおられ、
自宅で朝晩血圧を測った手帳を毎回持参してもらっていました。
あと一歩、血圧がさがると薬も減らせるという段階でしたが、それ以上はなかなか改善がみられなかったため
あるときこんな提案をしてみました。

「朝、活動をする前に血圧を測ってみたら?」

この方は朝おきて30分くらいして、座って測っているとのことでしたが、
この30分の間に、今日の予定やいろんなことを考えるために交感神経が刺激されて余計に上がってしまうのではないかと考えたからです。

血圧専門の先生からすれば邪道といわれるかもしれませんが・・・・

その提案をして1か月後、手帳をみると、朝の測定条件をかえた日からずっと
朝の血圧だけでなく、夜の血圧も顕著に下がっていたのです。
(夜は以前と同じ条件で測定)
しかも両方とも基準値を上回る日はほとんどない状態でした。

この結果をみて、精神が血圧に与える影響の大きさを実感しました。
その方にいろいろきいてみますと、以前は血圧のことが気になっていたが、
下がり始めるとかえって気にならなくなってきた・・・と。

今までの経験も踏まえると、もしかしたら「思い込み高血圧」のような形で
1日おしなべれば大したことはなくても、医師が測る血圧が高いことで、
「自分は血圧が高い!」と思いこみ、自宅で測る血圧も高くなってしまう・・・
そして降圧薬を一生飲み続ける・・・という自覚なき犠牲者がけっこう多いのではという思いが
ますますつのるのです。

また、降圧薬の不必要な服用によって、腎障害や認知症の発症がふえるという研究もされています。

薬は、なるべくのまないに越したことはありませんね。

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