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大きすぎる「牛乳信仰」の代償

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近頃、メディアでは学校給食の牛乳は、ごはんと合わないという理由から父兄が声を上げている学校もあると話題になっていますが、実は味が云々という議論よりも、もっと大きな問題が牛乳にはあります。

ただ、この牛乳問題に関しては、日本がこれほど情報化社会になったとしても、国内のマーケットや業界、メディア、政府、医療界、教育界等での大方が、「牛乳を飲まなければ強い子供はできない!」くらいの見解を持ち続けていることで、多くの予防しうる慢性疾患がいたずらに増えていることも事実です。

牛乳および乳製品の健康に対する影響を説明し始めたら、いくつもの本ができるほどですが、欧米の医学論文では、がんの発生率や心血管疾患による死亡率、骨折頻度、アレルギー、乳幼児死亡率、その他精子の健康度に対する影響に至るまで牛乳・乳製品が非常に高いリスク要因となっていることが数多くのデータによって報告されています。すなわち、これらの疾患や病態が牛乳・乳製品の摂取により増える、ということです。

日本では第二次大戦後から、牛乳は骨を強くする、体を大きくする、欧米人に追いつけ追い越せ、などという風潮が強まり学校給食のみならず家庭でも消費が増え、いまだにその「信仰」ともいうべき牛乳に対する根強い信頼はゆるぐことがないようです。

しかし・・・牛乳・乳製品は、
・日本人の約80%は乳糖(乳製品に含まれる成分)を消化できない。
・ヨーグルト中のガラクトースも分解できない場合が多い。
・ミネラルの含有バランスが良くないため、カルシウムの吸収効率は非常に低い。
・骨が強くなるという確実なエビデンスがいまだにない(骨強度=骨密度ではありません・・・)

・牛乳大量消費国ほど骨折率が高い。(骨がかえってもろくなる)

その他まだまだありますが、
これらの問題により、腸内環境の悪化、体内の炎症が生じてしまい、多様な慢性疾患を引き起こしてしまいます。
この「腸内環境の悪化」→ これが諸悪の根源となります。

続きは、次回へ・・・

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