低血糖症!? 実は意外な原因が・・・
秋の稔りの季節になってきましたが、気圧の変動が激しく、自律神経にも影響が出やすいこの頃です。
特にこの2~3年は、自律神経症状⇒低血糖ではないか?と来院される方が増えています。
ここでいう低血糖症とは、「機能性低血糖症」という血糖値の調節がうまく行かず細胞のエネルギー産生が不足した状態のことで、糖尿病の治療中やインスリノーマなどによるものを除いています。
以降は低血糖症と書きます。
低血糖症になりやすい原因にはいくつかありますが、
食事や栄養、代謝、腸内環境などの要因は認識が広がりつつあり、低血糖治療を行う医療機関も少しずつ増えているようです。
その他には、まだ日本では海外ほど認識されていませんが、
背骨のゆがみによる自律神経失調状態があります。当院では脊椎と骨盤の調整治療を受けられた多くの方が、動悸、空腹時の手の震えや、その他の自律神経症状がかなり改善されています。
そこに腸内環境や栄養治療を合わせるとさらに治療効果が高まります。
中には低血糖ではないか?と来院されて、脊椎調整治療だけでよくなられる方もおられます。
おなじ低血糖症や自律神経症状であっても、それぞれの原因や体質を見極めて治療する・・・大切なことだと思います。