IgM抗体+ならウイルス排出している可能性あり!
ロシアンルーレット!?を強いられる私たち?・・・
今日14日は、一部を除いて緊急事態宣言が解除されるという一つの節目の日となりました。
ただし、非難を覚悟でいいますと、未だにロシアンルーレット的な状況から抜け出せていない状況なのでは?と思います。
専門家会議の方が国会で答弁されたように、実際にどれだけの方が感染しているかわからない(10倍?**倍??というコメント)状況だからです。
感染者数として発表されている数は氷山の一角であり、それ以外に無症状で感染していたり、本当は症状があるのに検査してもらえていない、
という方がいるからです。
今回も28歳の力士が手遅れになって亡くなられるというとても残念なことが起きてしまいました。
リスクファクターのことが報じられていましたが、検査と治療が速ければ助かっていたのではないかと、またつい思ってしまいます。
これはもう、コロナというより、人災(行政災!?)も無視できない要素になっています。
実行再生産数などといった指標も、算出するのに今あるデータでどれだけ正確な数値が得られるのかも疑問です(統計の専門家でないですので何かあればご指摘ください)
抗体検査でのデータ
海外では大勢の人住民に抗体検査を行っているデータがあります。
日本でも神戸市が3~4月に無作為に1000名の抗体検査を行ったところ、3.3%がすでに抗体をもっていた!という結果が出ています。
とすると、1000人で33人、神戸市の人口で計算すると5万人以上が感染したという形です!!!
東京ではどうなのでしょうか・・・
そして解除になった後は・・・お隣の韓国よりももっと大変な状況になるかもしれません。
IgM抗体が陽性ならうつすリスク有り
もしIgG抗体ではなく、IgM抗体が陽性だったら・・・・?
当院の検査ではこの2つの抗体を両方測定できるキットですが、
ご存知のとおり感染初期にできるIgM抗体が陽性の場合は、まだウイルスを排出していて人にうつすリスクもあるのです。
しかも神戸市の調査のように抗体ができている人がそれだけいるということは、かかった当初はウイルスを排出していた可能性もあるということです。
最近は東京都もひところより感染者の数は減る傾向にはあるようですが、神戸の調査をもとにすると、今でも無症状で感染している人の絶対数もかなり多いのではと
推察できます。
そして遅かれ早かれ東京も自粛解除になった時、このような気づかないままになっている感染者が火種となって感染が再拡大する・・・というリスクは否定できません。
無症状だからこそ、「抗体検査」を継時的に行っていく・・・
抗原検査も症状ある場合はもっともっと迅速に広く行えるようになると良いのでしょうけれど・・・
本来は自粛要請と解除をするなら、行政がもっと検査を積極的に行って、私たち国民が安心して日常に戻れるようにしてもらえることが必要な時期なのではと思います。
関連ブログ:コロナ抗体検査~5つのメリット~ なぜ抗体検査なの?
こちらに最新キットの感度の詳細も・・・
リンク先ブログ:コロナ抗体検査〜5つのメリット〜なぜ抗体検査なの?
関連ブログ:『コロナウイルス抗体検査』開始しました
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