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コロナ抗体検査~5つのメリット~ なぜ抗体検査なの?

 

 

またまた、緊急事態宣言の期間が延長されました。

政府側は国民同士の接触を極力減らすことに重きをおき、

我々国民は、殆どの方ができる限りの努力をしています。

しかし、政府側はできる限りのことをしてくれているでしょうか・・・

やみくもにすべての人に自粛要請をする、このことによって今、多くの人々が公私共々、また心身ともに

大きな負担と危機に面している状態です。

周知の通り、日本はPCR検査の数が少なく、ましてや無症状の希望者に行ってくれるはずもありません。

メディアでは、コメンテーターが「抗体検査は疫学的な調査には向いているが、PCRのようにウイルスを特定するものではない!」

と報じる場面もあるようですが、日本におけるPCR検査に関しては、検査数と対象の問題、および感度の問題などを無視することはできないでしょう。

海外のように国がリーダーシップと予算をしっかりとって、広くPCRを行ってくれれば問題も少ないのですが、

こうしている間も、隔離すべき人が隔離されず、外出したり労働したりして感染を広げている可能性もあります。

 

抗体検査のメリット1~感染していないことの証明~

この検査を開始してすぐに、飲食店の店主の方が検査に見えました。

また3週間後に再度検査にみえますが、このように、継時的に行うことによって、

抗体が陰性であれば感染していないことがわかることと、

2回目にも陰性であれば1度目の陰性だった結果の信頼性もまた上がるということにもなります。

抗体検査の結果が陰性だったことを証明する書類も出して欲しいという要望もありますので、その場合は

診断書を発行しています。

抗体検査のメリット2~感染の可能性をいち早く見つける~

今回の新型コロナのタチの悪い点の一つとして、「無症状」のキャリアが生じていることです。

海外のように希望者にスムースなPCR検査が可能なのであれば良いのですが、

残念ながら日本はそうではないため、無症状キャリアの方が感染していると知らないまま外出してしまい、

他人に感染させるリスクが生じてしまうということになります。

ここで「人との接触を減らしている方いいんでない?」とお思いの方もおられるかもしれません。

しかし、人同士の接触、つまり飛沫感染のみが要注意ではなく、

例えば、コインや手すり、などなど不特定多数の方が短時間に何度も触るものを介して感染が広がっている場合も否定できないからです。

アメリカの研究機関NIHの発表によると、今回のコロナウイルスは金属やプラスチックに付着すると、48~72時間、段ボールでは最大24時間生存するということです。(つまり、無症状の人が触ったものを介してそれが手や衣服に付着してしまうおそれがあるということです)

そこで、「無症状の方」を対象に、適切なキットによる抗体検査を行うことで、陽性になった場合には、それに応じた予防策を講じることができ、何もしないよりも、他人に感染させるリスクを低減することができることになります。

当院で採用している抗体検査キットは、急性期に生じるIgM抗体とその後に産生されるIgG抗体を分けて検査することができ、

また感度も高いため、陽性の場合は抗体検査の結果とその時点での症状や過去の接触歴などを総合的に判断して、

PCR検査や隔離、生活の仕方などそれぞれの対応を行うことができます。

 

 

抗体検査のメリット3~接触者に対する検査・継時的に検査可能~

もう一つは、「接触者」かもしれない・・・と不安に思っている方です。

流行地から帰国した、あるいは、そういう方に接触した可能性がある、

感染した人が発症する前に接触した・・・などです。

もちろん、PCR検査が可能であればまずそれを行ってもらうことが一番ですが、

なかなか検査してもらえない場合や、PCRでは1回陰性だったがその後が心配という場合(これは上記の1にあたるかもしれません。

 

抗体検査のメリット4~感度が高い~

5月より採用している抗体検査キットは上述もしましたが、

IgM抗体とIgG抗体を分けて検査することができます。

さらに、感度に関してですが、

無症状の場合にPCR検査で陰性を示した100名に対して検査を行ったところ

100%の感度で陰性を示しました。

 

抗体検査のメリット5~検査が簡便~

検査は指先からの血液1滴ででき、判定までたったの15分とかなり負担の少ない検査で、

医療従事者側もPCRと異なって感染のリスクや重装備も必要ありません。

 

アメリカの試算ではありますが、アメリカの死者数はこの8月までに現在の倍になる見込みということです。

日本はケタは違いますが、いつまでも経済活動を自粛するわけにもいかないはずで、

遅かれ早かれ、自粛が解禁になると、アメリカと似たような経緯をたどる可能性も少なくありません。

抗体検査はこのような長丁場になればなるほど、有用性が高まってくるものと考えられます。

 

関連ブログ:『コロナウイルス抗体検査(無症状・陰性検出感度100%)』開始しました

リンク先ブログ:コロナウイルス抗体検査開始しました

 

エミーナジョイクリニック銀座

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